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[こんな人間です。]
・広島市在住 大学4年間、県外で過ごした以外ずっと広島です。 ・HM/HRが好き。高校生の頃からかれこれ17年くらいの聴き続けています。特に好きなのが、ジャーマンメタル。 ・地元広島をこよなく贔屓します。野球はカープ、サッカーはサンフレッチェ、クルマはマツダ。戦国武将は毛利元就。 ◆◇リンク◇◆ 地元広島在住のcarp_vさんのカープを熱烈に応援するBlogです。 carp_vさんの「それでもカープが好き」Blogへ 東京在住、カープ歴18年のCtake(しいたけ)さんBlogです。情報量がとても多くて助かってます。 Ctake(しいたけ)さんの「〜Carp Blog〜」へ 検索
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今年度前半の大一番フロイド・メイウェザー対サブ・ジュダー戦
タイトルマッチだが、やはり注目は挑戦者のメイウェザーが4階級制覇を成し遂げるかどうかという一点に尽きる。私自身もつい「メイウェザー対ジュダー」と王者ではないメイウェザーを先に書いてしまったのだが、世間のほとんどはメイウェザーを中心にこの試合をみていたと思う。私自身もそうで、ジュダーが強いと知っていても、「まあメイウェザーに勝てるわけない」と思っていた。 結果としてはその通りだが、この試合は予想に反して「メイウェザーの、メイウェザーによる、メイウェザーのための」とはならなかった。良い意味で予想を裏切り、非常に白熱した好勝負となったと思う。確かにダウンの応酬とか、猛烈な打撃戦とかではないが、互いに一瞬で試合の流れを決めてしまうスピードの持ち主同士。一瞬も目を離せない緊張の瞬間が36分間フルラウンド続いたのだから、これはたまらない面白さだ。 こういう試合は恐らく玄人好みの試合といえると思うのだか、良い試合には間違いない。 この試合をここまで盛り上げたのは、間違いなくジュダーの功績だ。あの天下一のスピードスター、メイウェザーをスピードで上回り、一時は防戦一方に追い込む場面を見せてくれた。ジュダーの予想以上の善戦と、あまりにもメイウェザー贔屓の実況解説陣の放送をみてついついジュダーの側に立って応援してしまった。 結果としてメイウェザーが勝ったとはいえ、私はここまで苦戦したメイウェザーを初めてみた。2Rの幻のダウン(ジュダーの右フックでよろめいたメイウェザーがグローブをマットについてしまうがダウンが認められず。)が認められていたらメイウェザーの初黒星もあったのではないかと思う。それくらいの猛攻を見せていた。後半はメイウェザーのボディ攻撃で失速したとは言え、リマッチがあったら次はどちらが勝つか分からない。それだけのもの見せてくれた。アメリカ国内では、「ジュダーはもう終わった。」的な評価が多いようだが、絶対にまだまだやれる。彼の次戦が観たい。 一方デラホーヤを凌いで世界のボクシングの顔になりつつあるメイウェザーだけに、苦戦したとはいえ、今回も「やはり凄い、やはりスーパースターだ」と思わせる部分を見せてくれた。ジュダーがかつてない強敵とみるや、いつもの華麗なボクシングをすてて、勝利にこだわる地味なスタイルを貫いた。ピーカブースタイルから、ボディを繰り返す戦い方はいつものメイウェザーらしくなく、地味だし消極的にも見えたが、プライドをかなぐり捨てて、勝ちにこだわる姿勢に彼の底知れぬ強さを感じた。あれだけの華麗な攻撃を持っていながら、地味で泥臭い戦いを続けていく精神の強さ。これが本物のスターだと思える所以だ。 この試合をみて、かつてのデラホーヤの対ミゲル・アンヘル・ロドリゲス戦を思い出した。この試合では強敵ゴンザレスに大苦戦したデラホーヤが、ポイントが僅差のまま迎えた最終ラウンド、「どこに力が残っていたのか?」というような激烈な猛攻を見せ、相手をKO寸前までに追い込んだ。倒すことは出来なかったものの、これで判定での勝利をものにしたのだ。追い込まれたときに自分の限界を超えても、まだ出せる力を残している。これが本物の王者。真のスーパースターだろう。 今回は苦戦したとはいえ、これをメイウェザーは見せてくれた。やはりただ者ではない。 試合後のインタビューで、「もしかしたらデラホーヤとやるかもしれない。」とメイウェザーが語っていたが、これはたまらなく嬉しい発言だ。5月のデラホーヤの試合結果にもよるのだろうが、もし実現すれば、恐らくデラホーヤの引退試合となるだろう。 デラホーヤには悪いが、今のメイウェザーに勝てるボクサーは中量級にはいないだろう。メイウェザーがデラホーヤに勝利して、「パウンド・フォー・パウンド」の世代交代をしてほしい。 デラホーヤの後を受け、世界のボクシングをリードしていくのはメイウェザー以外にいない。
by soul_doctor2001
| 2006-04-12 00:02
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