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[こんな人間です。]
・広島市在住 大学4年間、県外で過ごした以外ずっと広島です。 ・HM/HRが好き。高校生の頃からかれこれ17年くらいの聴き続けています。特に好きなのが、ジャーマンメタル。 ・地元広島をこよなく贔屓します。野球はカープ、サッカーはサンフレッチェ、クルマはマツダ。戦国武将は毛利元就。 ◆◇リンク◇◆ 地元広島在住のcarp_vさんのカープを熱烈に応援するBlogです。 carp_vさんの「それでもカープが好き」Blogへ 東京在住、カープ歴18年のCtake(しいたけ)さんBlogです。情報量がとても多くて助かってます。 Ctake(しいたけ)さんの「〜Carp Blog〜」へ 検索
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先日の世界戦以降、
マスコミで盛んに亀田バッシングが行われているように思います。 ただ、そのほとんどが余り根拠の無い情緒的な非難であるように思います。 マスコミには持ち上げて持ち上げて、何か落ち度があると突き落とすようなところがあるのですが、今回もその典型的な例です。 亀田興毅・大毅両選手や亀田家に対する批判は大体、次のようなものだと思います。 (1)亀田興毅選手の世界戦の判定についての不満。 (2)亀田家の人間の言動や行動が不快だという意見。 (3)両選手の対戦相手が弱いのではないかという疑問(疑惑?) 確かに亀田選手や亀田サイドに問題を感じるところはあるのですが、 この3つについて自分なりの意見を書きたいと思います。 (1)について まず、私はこの判定に不満です。あの試合はどう見てもランダエタ選手の勝利です。 ただ、しっかり言いたいのは判定に亀田サイドが影響を及ぼしているのではないということです。コミッションが派遣したちゃんとした第三国のジャッジが判定をしているわけで亀田サイドが関与する余地はないのです。 ただ、ボクシングでも「地の利」があるというのは事実で、今回の試合でも、興毅選手の攻撃がヒットした時の観客の歓声や声援などが判定に影響された可能性は大きいと思います。 また現在の判定では。はっきりとどちらが優勢か判断できないラウンドがあった場合にも必ずどちらかに優勢の判定を出さないといけない「マストラウンド制」を採用している為に、ほぼ互角だったラウンドがほとんど興毅選手に流れたと考えられます。どちらにしても、それはコミッションやルールの問題で興毅選手や亀田サイドに責任のないことです。「八百長」だとかいう人もいますがそんなのは論外です。 (2)について 亀田興毅選手や大毅選手、父親の史郎さんの発言や行動が不快だと言う人がいますが、それはあくまで受け取る人の主観の問題で私がどうこう言うことではありません。不快な人には不快なのでしょう。それを「おかしい」などというつもりはありません。 ただ、興毅選手は実際には「律義で礼儀正しい」という記事をいくつか読んだことがあります。(はっきり筆者を覚えているものでは「五体不満足」の筆者乙武さんが、亀田興毅選手と会った印象をそう発言されていたのは覚えています。) 彼や亀田サイドは意図的にああいう挑戦的な発言をしている部分があるように思うのです。理由は勿論「注目されるため」です。 ボクシングは、サッカーや野球と違います。チームに所属して活躍すれば年棒があがる訳ではないのです。ボクシングは、ジムが自ら興行を行って利益を出さないといけません。どんなに強くても注目され人気が出ないと、実力に見合う報酬を得ることが出来ないのです。つい最近でも、先日引退した元世界王者の越本選手は世界挑戦のとき、対戦相手のチャンピオンのファイトマネーを出す為に、報酬無しで闘わなくてはならなかったのです。 また、人気があって「興行になる」と思われるから、世界の強豪が対戦してくれるわけです。だから「強くて人気が無い」選手には、世界挑戦のチャンスも無いのがボクシング界の現状なのです。 そういう世界だからこそ、亀田選手や亀田サイドはあえて強気な発言を繰り返している。そういう事情もあるのだということをしっていただければ幸いです。 (3)について これについては、大毅選手が先日発言しています。「自分はともかく、兄貴の相手は元世界王者や世界ランカーなのだから、弱いはずが無い。」と。同感です。 昨秋に対戦した元世界王者のアランブレットはこの春に世界挑戦しています。(負けましたが…。)決して「落ち目」の元世界王者ではないのです。 それでも、「弱いんじゃないか」っていうのは、大毅選手がいうように「元世界王者をバカにしている。」と思います。 大毅選手については、4戦目までは余り強い選手じゃ無かったのかもしれません。 でも、それが普通なのです。今ボクシング界で「スーパースター」と呼ばれている選手でも最初から、強豪と闘ったりしません。ちょっとずつ実力の向上に合わせて、対戦相手を決めていくのです。マイク・タイソンでも、オスカー・デ・ラ・ホーヤでもフロイド・メイウェザーでもやはりそういうルートをたどってきたのです。 大毅選手はそれでも、一般の日本人選手が4戦目までに闘う選手に比べれば、ずっと強い相手と戦ってきたのは間違いありません。5戦目も、インドネシアの国内王者に圧勝したわけですから、これで実力を疑ったらそれは気の毒です。 職場の同僚が言っていたのですが「このインドネシアの国内王者は、インドネシア国内では全く知られていない」という報道をしたテレビがあったようです。それは多分事実でしょう。でも、日本でもボクシングの日本王者を知っている人なんて、ほんの一部のボクシングファンだけで、全く知られていません。だから、国内で無名なのと実力は無関係です。正直「ここまで、相手が弱いことにしたいんだろうか?」ってあきれました。 要するに、亀田兄弟や彼らの闘いが注目されているから、それをテレビや雑誌はネタにしたい。そういう風に感じるのです。あの世界戦の前と後のマスコミの手のひらの返しようを見ると、「ウケるのなら、別に称賛でも非難でも構わない。」そんなマスコミの無責任さを感じます。 私はボクシングが好きなので、純粋にファンとしてボクシングの試合を楽しみたいのです。興毅選手は、辰吉丈一郎以来の本当のカリスマ性のある日本人選手だと思うし、それが三兄弟で3人もいるなんて、本当に楽しみなのです。 こんなつまらないことで、彼らを知らない人まで悪い印象を持つようなことになるのが残念です。ボクシングは「暴力」ではありません。非常に過酷なトレーニングを必要とするとてもストイックな競技なのです。そのことを理解して純粋にボクシングの試合を楽しんでくれる方が増えてくれれば嬉しいです。
by soul_doctor2001
| 2006-08-30 22:33
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